98日目 タクラマカン砂漠の辺縁

<今日のあらすじ>
タクラマカン砂漠の辺縁を走る。

<98日目 2012.08.04>
沙雅県 → 阿拉尓

 

 

 

 

 

スタート!

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今日は阿拉尓まで行く。

 

 

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省道210はきれいで快適。

 

 

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山の近くを通るルートだったら雨に降られていたかもしれない。
こっちの道は少し遠回りだけど、適度に街もあるし、道も良く、天気もいい。

 

 

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快適。

 

 

次第に砂丘が見え始める。

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砂漠という感じがしてきた。

 

 

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あと135km。

 

 

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緑が増えてきた。

 

 

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湖も現れた。

 

 

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これは砂漠化防止のためかな?
土壌の固定とか。

 

 

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オアシス的な。

 

 

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ヤギと羊がたっぷり。
逃げないのかな。

 

 

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ここで昼ご飯。

最近よくウイグル族(多分)の人たちに「漢族か」と聞かれるのだが、ここでも聞かれた。
日本人だと言うと歓迎される。
ここではメロンもらった。

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ここで飲み物や食料が補給できる。
この先にはしばらく何もない。

 

 

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うまそう。

 

 

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雨降りそうだな。

 

 

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塔里木河(タリム川)を越える。
塔里木河は内陸河川(※)。


普通の川は高地を水源とし海洋に注ぎ込むが、内陸河川は海洋に注ぎ込む前に水量が大幅に減って海に注ぐことなく消滅してしまう川である。(wikipediaより抜粋)

 

 

川を渡る所で、写真を一緒に撮ってくれるよう頼まれた。

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スイカとナンをもらった。

 

 

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塔里木河。

 

 

 

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写真を撮っていたら、生意気そうな子どもたちが写真を撮って欲しいと言ってきた。
ここで写真を撮った後、お気入りの場所でまた撮って欲しいという。

 

 

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移動しての撮影。

 

仲間がやってきた。
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ここに写っていない人があと7,8人いる。
群れ過ぎだろ!

 

 

 

進む。

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あと74km。

 
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また砂が広がるようになった。

 

 

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こういう道楽しい!

 

 

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砂丘っていいな。
見ていて飽きない。

 

 

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わんこ。
犬がいるということは、近くに民家があるということか。

 

 

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畑が見られるようになってきた。

 

 

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雨が降りそうで降らない。
今日のゴールまであと13km。

 

 

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あと少し。

 

 

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ここを渡れば街に着く。

 

 

なんとか日が暮れる前に宿を確保。

 

 

 

宿にチェックイン後、宿の受付の女の子に食事に誘われた。
兄も一緒に3人で食事することに。

兄は27歳。
女の子は不明(多分25歳くらい)。

好きな食べ物とか、旅の写真を見ながらどんな所を通ってきたとか、他愛もない話をした。

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ここで大盤鶏(鶏肉、ジャガイモ、ピーマン、唐辛子などを炒めたもの)を食べた。
おごってもらってしまった。

 

 

その後、塔里木大学を見に行った。

そこで「ここにまた来てね」と言われた。
しかし、うんとは言えない。
ここにはもう、来ることはないだろう。

「また来たい」と返事して、僕は宿に、彼女らは家に帰った。

 

 

 

 

 

 

その夜・・・

 

 

蚊のせいで眠れない!!
潰しても潰しても奴らが襲ってくる・・・。

 

 

【走行距離】
本日:173km
累計:8,799km

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