<今回のあらすじ>
しばらくは寝台列車の旅。
丸一日と半日かけてモスクワに到着。
<2013.06.27 ~ 2013.06.28>
212日目(寝台列車) → 213日目モスクワ
【212日目】
今朝というか、昨夜というべきか。
午前3時頃列車に乗り込む。
出入国カードを渡された。
眠い目をこすりながら記入。
出入国カードは記入後に女性の乗務員がチェックしてくれた。
そして、彼女はおもむろに僕の出入国カードを握りつぶした。
ぐしゃっ・・・と。
えっ!!?
そして、彼女はどこかへ去って行った・・・。
・・・
が、新しい出入国カードを持って戻ってきた。
パスポート番号を書く欄だと思ってその番号を書いたところには、
「Passport」と書くんだよと教えてくれた。
なんだそういうことか・・・。
部屋の様子。
4人部屋だったが、僕1人しかいなかった。
就寝。
・・・
早朝、日が昇る頃に国境に辿り着いた。
まずはカザフスタン出国。
カザフスタン出国手続きのため、がんばって起きる。
まだ1時間しか寝てないよ。
手続きは簡単。
車掌さんだか誰だかにパスポートとカザフスタンのイミグレーションカードを渡す。
そしてすぐにパスポートを返された。
あっという間に出国の手続きが完了。
次はロシアへの入国。
眠くてよく覚えていないが、多分8時頃にロシアへの入国手続きをした。
最初に、また車掌さんだか誰だか知らないが、その人から簡単な質問を受ける。
次に、軍人さんによる荷物チェック。
チェックは荷物の中身を出すことなく終わった。
そして最後に入国のハンコをもらう。
入国のハンコをもらうために、パスポートと出入国カードを乗務員に預ける。
・・・
が、出入国カードを返される。
さっき「Passport」と書きなおした所は、やはりパスポート番号を書く場所だった。
もう一度カードを書きなおし、提出。
・・・
パスポートにハンコが押されて返ってきた。
ロシア入国!!
ロシア!!!!!
ウラーーーーーーーー!!!!!
途中、20分程駅に停車したので、、、
ビールを購入!
サマーラビール。
地方の小さい街でも複数階建ての建物がある。
カザフスタンと違う。
昼食にはプロフ(焼き飯)を食べた。
これは昨夜新聞記者の方々におごってもらった夕食の残り。
カザフスタンと比べて、木が多くなった。
モスクワ周辺までは大して何も無い大地を進む。
その点はカザフスタンとあまり変わらないな。
ビールと一緒にインスタント麺を買っておいた。
インスタント麺を食べていると、若い女性が部屋に入ってきた。
遂に1人の時間が終わってしまったらしい。
【213日目】
乗務員の女性(出入国カードの件とは別の)から
ブリヌイ(クレープ)とチャイ(紅茶)をもらった。
「そのプロフ(焼き飯)もう古くなってるわよ。」だって。
優しい!!!
駅の様子。
駅によっては長めに停車する。
午後になり、ようやくモスクワに到着。
モスクワの景観に茫然としてしまった。
中国以来の繁栄ぶり。
読み方を調べてみると、wikipediaにはマックドーナルスと書いてあった。
違和感があるな。
事前に調べておいた宿を5つくらい回っても発見できなかったので、
適当に見つけた宿に入ってしまった。
2,000ルーブル(6,000円)。
ロシアのビールといえばバルティカ。
ビールタイム!!
無事にロシアに着いて一安心。
【走行距離】
本日:19km
累計:13,595km
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